甘噛み。

法律に甘噛み。


法律に噛み付く人は面白い。


しっかりとした知識もないのに、
何でも自分でできるんじゃないかと思ってる。


ロクに勉強できないクセに、
社会に出れば勉強以外にもっと大切なことが沢山あって、
まだ、社会を経験したことはないけれど、きっと自分は、
社会に出れば、とても優秀な人間で、
何でもできるに違いないと思っていた、
学生時代のぼくにそっくりだ。


好奇心と言うより、知的欲求と言うより、
むしろ確認に近い。


可愛いことに、
中には、自分が超法規的な存在かもしれないと
思い込んでる人がいる。


不動産売買取引で、
司法書士の見積もりに不満だったのか、
「不動産登記、自分でやります」って言った人がいた。
「凄いですね、登記分かるんですか?」って聞いたら、
「帰りに本屋で関係書籍買って覚えます」とのこと。
・・・そうですか。


手に負えないけれど、エンドを相手にする以上、
そういう人のお守も、ぼくのお仕事。


かも・かもでした。

ガードレールの鉄片のカラクリ。

解けたようでなにより。

ずいぶん長いこと気付かずにいたんだなぁ。

一時、いたずら説も浮上してたけど、
今更ながら現実的じゃない発言だよなぁ。
全国規模であんないたずらをするとしたら、
相当な組織力が必要だろうに。
素人考えになっちゃうけど、
いたずらだとしたら、あの鉄片の調達だって、
大きな組織のバックがないと難しいだろうし。

ネットで事故発生後、初期の新聞記事を読んでも、
いたずらの可能性を前提にしているのか、
「刃先状の金属片が取り付けられている」っていう、
人為的な表現をしているのが、とても目を引きます。

とはいえ、怪我をされた方がいると思うと、
とても心が痛みます。
一日も早いご快復を祈ります。

かも・かもでした。

無名な企業。

どの業界でもあることであろう。

ぼくの身を置いている業界でも、
所謂「無名な企業」というものが多い。

無論、ぼくが勤めている会社も、
これら「無名な企業」に分類される。

カタカナで長い名前が多いのも業界の特色なのか。

御社の名前、知らなねぇな。
・・・と一声ほざきゃ、
俺らもあんたら知らねぇよ。
・・・と鸚鵡返しで返ってくる。

無名な企業の従業員が、
同じくらい無名な企業の従業員と交渉し、
年間で数えても決して数が多いとはいえない取引を
無事に終了させ、少しずつ経済を動かす。

世の中って、
なんとも不思議がいっぱいだ。

かも・かもでした。

育った環境が違うというのは・・・。

何とも考えさせられる。

話したり、一緒に行動していると、
色々なところで不協和音が鳴り響く。

恐らく、彼らと同じ水準の人たちは、
互いに協和しあっているのだと思う。
何の問題もなくコミュニケートし、
何の問題もなく感覚や感情を共有しているに違いない。
その水準と面子に適合した、
謂わばカルチャーを形成しているのかもしれない。

天を恨むべきか、ぼくはその場に入り込めるだけの
文化水準を享受して産み落とされてはいないらしい。

悲しいことに、今のぼくには、
彼らの言ってるコトバは分かるけど、
言ってるコトバのイミがイマイチ分からない。

同じ言語圏に居るってだけで、
意思の疎通は外国人とのそれ以下だ。

かも・かもでした。

お前を泣かすものか。

バンプオブチキン

ダンデライオンという詩。

こんな一節がある。

「お前を泣かすものか。」

こんな台詞、ぼくの陳腐な感覚からじゃ
生み出す事は絶対に無理。

ストーリー性がある曲です。
ご存じない方は、是非聞いて頂きたい。

かも・かもでした。