きっと彼女も・・・
斜視に対して、特別な魅力を感じているに違いない。
好きな作品がいくつかあるが、
その中でも、
※「夢にも思わない」
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/11/01
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※「模倣犯」
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/03/01
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- 作者: 宮部みゆき
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この二作品がある。
ストーリーはココでは触れません。
ただ、共通して言えるのは、
ほんのちょっと斜視の女の子が登場するということ。
名前にも共通項がある。
「久美」の二字。
その言動、所作の表現方法が、温かい。
彼女達を見る目線が、温かい。
そして、終らない美しさ、魅力を示す名前。
だから、この作品が好きなんだと思う。
ぼくも、昔、斜視の子を好きになったから。
斜視の子を好きになったオトコの子の目線に近い感覚で、彼女達を表現してくれている。
だから、温かいんだと思う。
ぼくが 昔 好きだった子を、
何で好きなのか、上手く心の中で説明できなかったことを、
作品の中で、上手に そして綺麗に表現してもらえたような気がする。
他の人とは違うベクトルで物事が見えている。
まさに そんな感じ。
斜視は神秘だと、本気に思う。
なにが見えているんだろう。
どう見えているんだろう。
もし、それが、ぼくの見えているものと、少しでも違って見えていたならば、
もし、それで、ぼくの気付けていない、また 気付き得ない素晴らしさを、
キミが感じ取れているのなら。
それは とても不思議で だけど とても素敵な事だと思うのです。
かも・かもでした。