一重の二笑。

ぼくは 一重が好きだ。

そそ、ヒトエマブタってやつ。

あの涼しげな感じが実に良い。

ぼくが学生の頃、クラスで可愛いと思ったり、

ちょっと好意を寄せたりするのは、決まって一重の女の子ばっかりだった。

さてさて、ヘンテコなタイトルだが、

コレにはちょっと思い出があります。

学生の頃、特に好きだった子がいて、

この「一重の二笑」は、その子の使う技(?)でした。

もっとも、この名前は、ぼくが大人になってから、勝手に名づけたものですが。

当時は、それをなんと呼び また 何と表現すればよいのか分からず、

ただただ、それにノックアウト状態でした(笑)。

言葉で伝えるのは難しいですが、

つまり 二度 笑むのです。

ニコっと笑み、その表情から、また笑む。

笑んだ状態から、更に 目元なり、口元なりが微妙に変化し更に笑むのです。

完全に技です。

そして、一重の子にコレをされると、ぼくはたやすく落ちるのでした(笑)。

悲しいことに、自覚は無いようですが ぼくの彼女もこの技を体得してます。

ぼくの彼女が 二笑をするのは本当に稀ですが、

やるときは とんでもないタイミングで やらかします。

そういうのって こちらが弱い分 なんか ズルイと思うのです。

かも・かもでした。